北島康介さんインタビュー

かべを乗りこえることで成長できる

 

kitajima

 北島康介さんは、オリンピックの競泳で4つの金メダルをかく得。歴史上初めて2大会連続で2種目を制はする快挙を成しとげたよ。そんな北島さんは、どんな小学生だったのかな。「ソトイコ!」3号のインタビューに続いて、こちらソトイコ!ウェブでも、北島さんの強さのひみつにせまろう。

 北島さんが水泳を始めたのは5才のとき。でも、はじめから金メダリストのスイマーではもちろんなかった。

「一つひとつ小さな目標を設定して、『できた!』という喜びを積み重ねていった」

 はじめの小さな目標は、通っていたスイミングスクールの進級。次に全国大会。やがてオリンピック出場。そして金メダルかく得-。

 「少しずつステップアップして、オリンピックという夢をかなえることができた」

 とても強い北島さんだけれど、水泳の練習はきつくて、おにごっこで骨を折って大けがしたときは、「休める」って心のどこかで喜んだこともあったんだって。

 ところが、大けがは治ったあとが大変。けがする前の自分のレベルに、記録がなかなかもどらない。もっと厳しい練習をすることになった。そんな経験を重ねるうち、けがに注意するようになって、水泳が生活の中心になった。

 長い競技生活では、くやしいこと、つらいこともたくさんあった。そんなときは「かべを乗りこえることで成長できる。そのきっかけをぼくはもらったんだ」って言い聞かせたんだって。北島さんは、いくつものかべを乗りこえて、ついに平泳ぎの100mと200mで金メダルをかく得。しかもアテネ、北京で連ぱを果たした。ほかにも、世界選手権などたくさんの大会で新記録を打ち立てたんだよ。

 最後に、北島さんからみんなへのメッセージ。「目標を立てて、着実にステップアップできるような仕組みを作って、より楽しくできるように工夫しよう」

 はじめは小さな一歩から始めよう。楽しく続ければ、きっと君にもいいことがあるよ。

◆プロフィール:北島康介さん(プロスイマー、日本コカ・コーラ所属)

kitajima3オリンピックアテネ大会で100m、200m泳ぎで金メダル。北京大会でも両種目で金メダルをかく得し、世界初の平泳ぎ2種目連ぱを達成した。自身の練習法を取り入れた水泳教室を設立。33才。

◆北島康介オリジナルプログラムで水泳指導するスイミングスクール「KITAJIMAQUATICS」はコチラ