元気もUP! 学力もUP! 「1週間70品目」食材チェックシート

めざせ! 1週間に70品目の食品をとって元気もアップ! 学力もアップ!

たくさんの食品数をとると、学力が上がる? 小学生にとって、食事がいかに大切か、子どもの生活習慣と学力向上にくわしい隂山英男先生にうかがいました。

やってみよう食品数チェック!

1週間に何品目とれているのか、まずはチェックしてみよう!

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「1週間70品目」をチェックできる!食材シート

小学生だから
朝ごはんが重要!

朝から夕方まで続く大人の仕事とは違い、小学校では国語算数といった主要教科はもちろん、体育や校外学習など、午前中に重要な活動が集中するように組まれています。当然ですが、子どもたちは朝ごはんを食べて家を出たあとは、給食まで何も食べられません。給食まで脳も体も元気に集中できるようにしておくには、一日の中でも朝ごはんをしっかり食べることがとても重要になります。

どうして70品目?

小学校の教師をしていたころ、廣瀬正義さんという元中学校の校長先生が、摂取食品数を増やすことによって、学力はもちろん精神力や体力も伸ばせることをデータで実証し、その品目数は1週間に70品目だ、と知りました。実際に私が十分な睡眠とあわせて教え子たちにこれを実践してもらったところ、子どもたちの学力が確実に向上したのです。週に70品目はあくまでも目標ですが、給食でかなりの数をとれるはず。お子さんと楽しみながらカウントしてみてはいかがでしょうか。

ソトイコ!ママ編集者が70品目に1か月チャレンジ!

70品目メニュー写真

70品目を達成するには、肉や魚ではそれほどたくさんの種類はとれないので、野菜を何種類もとれる汁物がいちばん。朝食は具だくさんの汁物と雑穀たまごかけご飯を基本にしました。品目数を増やすために、ふだんはあまり使わない野菜を買って新しいレシピにチャレンジすることも。おどろいたのは、子どもがゲーム感覚で一緒にチャレンジしてくれたこと。「これ食べたら食品数が増えるよね!」と言いながら、少し苦手な海藻などもがんばって食べてくれるようになりました!(編集部A)

かげやまひでお先生写真

隂山英男先生

一般財団法人基礎力財団理事長。「読み書き計算」の習熟と生活習慣の改善で子どもの学力向上を実現する「陰山メソッド」が注目され、全国の自治体でも採用されている。『早ね早起き朝の5分ドリル』(学研)ほか、著書多数。