「アフリカ開発会議」って何?

アフリカ開発会議って何?

日本が主さいする、アフリカの開発をテーマとした国さい会議だよ。
第7回をむかえる今回は、2019年8月に横浜で開さいされるよ。
アフリカの開発がテーマの国さい会議
1993年から、日本せい府が中心となり、国連やアフリカ連合委員会(AUC)となどといっしょに開さいしている国さい会議。第6回はケニア・ナイロビで開かれ、今回は第7回。2019年8月28~30日に横浜市で開さいが予定されているよ。 TICAD YOKOHAMA 2019 ロゴ
実は身近な国・アフリカ
アフリカは、日本から約1万キロメートル以上遠くにあるんだ。きょりはとても遠いけど、アフリカから日本に輸入されているものはたくさんあるよ。くらしの中を見まわしてみると、たくさんの“アフリカ”に出会うことができるんだ。

日本でふれられるアフリカの特産物

スイカ

スイカの起げんは、アフリカ南部のカラハリさばく周辺。ボツワナという国には、300種類以上の野生種のスイカが自生しているよ。アフリカのスイカはあまくなく、飲み水代わりとしても食べられているそう。

オクラ

夏の定番野菜・オクラの生まれた場所は、アフリカ北東部だよ。

タコ

アフリカから輸入されている海産物の代表選手。日本で消費されるタコの半分以上が、アフリカの国であるモーリタニア、またはモロッコ産なんだ。みんなが好きなタコ焼きにも使われているはず。

グレープフルーツ

日本に輸入されているグレープフルーツは、アメリカに次いでアフリカからの輸入が多いんだ。アフリカ産のグレープフルーツの旬は、6~11月ごろだよ。

レアメタル

「レアメタル」は、けい帯電話やスマートフォン、LED照明、自動車のはい気ガスをふせぐそう置など、日本の主要産業に欠かせない金ぞく。中でも白金やマンガン、バナジウムなどをアフリカから多く輸入しているよ。

日本とアフリカはなかよし!
日本はアフリカを支えんするとともに、世界にもその手助けをよびかけているよ。反対に、2011年の東日本大震災では、アフリカからも日本に物資がとどけられたんだ。

アフリカの命を救いたい! 「サラヤ」のとりくみ

石けんや消毒ざいなどのメーカーである「サラヤ」も、アフリカ開発会議に参加するほか、アフリカにあるウガンダ共和国への支えんを進めているよ。

正しい手あらいの方法を みんなに広めているよ

アフリカの子どもたちの病気をふせぐため、正しい手あらいを広める活動をしているよ。例えば、えだとひも、水をためたタンクでつくれるかんたんな手あらいシステム「ティッピー・タップ」をつくり、村や学校にせっ置しているよ。

もっとよくわかる! サラヤ 100万人の手洗いプロジェクト

消毒薬をつくって、病院での アルコール消毒を広めているよ

アフリカでは、病院をはじめとした医りょう機関も不えい生であることが少なくないよ。医者やかんごしが手指の消毒をしていないこともよくあるんだ。手指の消毒の習かん化を広めることで、病気の感せんや赤ちゃんや妊婦さんの死ぼう率をへらそうとしているよ。

アフリカに工場をつくり 働く場をつくっているよ

アルコール手指消毒ざいは、さとうの原料になるサトウキビをしぼった残りかすからも、つくることができるんだ。サラヤはアフリカに、アフリカ産のサトウキビを使って消毒ざいをつくる会社と工場をつくったよ。消毒ざいを外国から運んで来る手間やお金をへらすことができるし、アフリカの人が働く場所をつくることもできるんだ。