クロールでもっとはやく!キレイに泳ぐ!!【出前授業】
【クロールの3つのポイントを動画で解説!】
教えてくれた人:上田春佳(うえだ はるか)さん
元競泳選手。5才から水泳を始め、自由形の選手として活やくする。ロンドンオリンピック女子4×100mメドレーリレーで銅メダルをかく得。
ザバザバ~ッとすごいスピードで泳ぐクロール、かっこいいよね!「なんとなく泳げるけど、はやくはない・・・」となやむキミも、3つの上達ポイントで、今年こそクロールマスターを目指そう!
(協力:東京都千代田区立麹町小学校)
クロールのスタートに欠かせない「けのび」。頭からおしりに1本のくしがささっている「やきとり」のイメージで、おなかとおしりに力を入れてキュッとまっすぐ! 手はしっかり伸ばして頭をはさもう。スタートが全然ちがってくるよ!
キックで一番大切なのは、あし全体を使って大きくキックすること! 太ももの付け根からしっかり動かして、より多くの水をけって進むんだ。ひざは曲げず、足首はリラックスして自然に伸ばす。あし全体を使うと疲れるけれど、何度も練習して、大きく・細かいキックを刻めるようになろう!
ひざや足首でバシャバシャ・・・はNG!
ひざや足首を使ってバシャバシャとキックするのは、水の抵抗が大きくて、実は進みにくいんだ。ひざを伸ばすことを意識してやってみよう。
手でかくときのポイントは、手のひらだけじゃなく、ひじから下の全体を使ってかくこと。肩幅の位置から入水したら、まっすぐ下におろして太ももまでかききろう! ひじ下全体でしっかり水をつかみ、グイッと後ろにかききる! 指は閉じても開いても、どちらでもOKだよ。
泳ぎはじめたら頭の位置を決めて、できるだけ動かさないようにしよう。手をかくいきおいで頭が左右にふられると、水の抵抗が大きくなってしまうんだ。息つぎのあとも、決めた位置にしっかり頭を戻して。コースラインが真下にあるときは、ななめ前のラインを見ながら泳ごう。
夢をかなえるためには、じょうぶな体づくりも必要。そのためには運動や練習はもちろん、食べることも大切だよね。上田さんは小学校のころ、給食が大好きで「毎回おかわりしていました!」とのこと。たくさん食べて大きくなって、世界で戦える体になったんだね。
上田さんは現在、キッコーマンという会社で「食べることの大切さ」を伝える活動をしているよ。好き嫌いをこく服するには、実際に料理をしたり、野菜を育てたりして「食」に関わってみるとよいそう。感謝の気持ちがもてるし、きっと新しい発見もあるはず! キッコーマンでは「キッコーマンしょうゆ塾」「デルモンテトマト塾」の出前授業や食の体験活動なども行っている。チェックしてみてね。
【クロールの3つのポイントを動画で解説!】