二重とびを成功させたいなら、なわとびのココを直そう!
“できない” を “できる!” にするコツを動画でわかりやすく解説
『まっちゃん(粕尾将一さん)のなわとびヒーローポーズ!』(1分33秒)
ビュンビュンとぶ二重とびって、かっこいい! 二重とびができるようになるコツとその練習方法をなわとび競技で日本一になった粕尾さん(まっちゃん)に聞いたよ。
前二重とびができるようになりたいと思ったら、まずいつもの前回しとびをチェックしよう。まっちゃんは「4つのコツが身につけば、だれでもなわとびが上手になる!」教えてくれたよ。
なかでも「とぶ前」の2つのコツは、だれでもすぐにできる。持ち方を変え、なわの長さを調節するだけで、それまでとは違う感じがつかめるはず! すぐにやってみよう!
前回しとびや二重とびのときは、テレビのリモコンを持つようににぎる。小指をグリップにしっかり回すことも忘れずに。
あやとびや交差とびのときは、人さし指をグリップにそえるマウス持ちだと、とびやすい。
「両足でなわをふんで、グリップの先がへその辺りの長さ」がベスト。長さは、グリップ近くのなわを左右1回ずつ結んで調整するといいよ。慣れてきたら、短くしていこう。
校舎の時計や目の前の友だちの顔など、正面で見つめる点を決めることが大事。下を向いたり、目をつむってはダメだ。
足のつま先でピョンピョンと忍者がとぶ感じで。ひざを大きく曲げたり、前かがみになりすぎると、同じところでとびにくい。
前とびがうまくなれば、二重とびの成功にグッと近づくことができる。いろいろなとび方をやって、前とびがうまくなるようにがんばろう!
前とび
30秒以上続けてとぶことを目標に
かけ足とび
足を交互にけりながらとぶ
片足とび
右足だけでとび、次に左足だけで
グーパーとび
閉じた足と開いた足を交互にとぶ
なわとびでこんなポーズが決められたら楽しいよね。なわを手と足に巻きつかせることで、このようになわとびをおもしろく止めることもできるんだ。動画を見てみよう!
「まっちゃん」こと 粕尾 将一(かすお しょういち)さん
(縄跳び競技アジアチャンピオン)
高校の体育でなわとびの楽しさに出会い、2004年に日本代表としてアジア大会に初出場で初優勝。パフォーマーとして活躍しながら、全国の小学生になわとびの楽しさを広めている。