【体力テスト対策】朝原宣治さんが教えてくれた! 立ち幅とびのコツ!

“できない” を “できる!” にするコツを動画でわかりやすく解説

『【体力テスト対策】立ち幅とびのとぶ力アップ!』(1分24秒)

朝原宣治さん(大阪ガス所属・元陸上選手・北京オリンピック銅メダリスト)が教えてくれた! 立ち幅跳びをとぶ力アップ!

人はつばさや羽がないけれど、とびはねたり、高くとびこえたりできるよ。おにごっこやケンパーとび、すもう、馬とび、スキップ、なわとび…。毎日、元気に遊ぶと、いろいろな力がついて、遠くへとべるようになるよ。

ポイント1 振り子のように両うでをブンブン振ろう

立ち幅とびは、かまえが大事。足を軽く開いてグッとひざを曲げ、こしを低くして力をためよう。両うでは、ひじをのばして後ろへ大きく引く。うでをブンブンふって勢いをつけよう。そのとき、つま先はふみ切り線の前はしにそろえるよ。

ポイント2 力を大きく出せるポイントでとぼう

グッと曲げた足をバネにして、力をためてジャンプ! ななめ上へ引っ張られるイメージで、胸をつき出すように弾もう。大切なのは上半身の動き。うでをブンブンふって、ふり上げるときにとぼう。力を大きく出せる、自分にぴったりのタイミングをさがそう。

うでを振り上げながら 本物はまっすぐ! きみも友達にチェックしてもらおう

ポイント3 体をまるめて遠くへ着地しよう

上手に着地して、少しでも遠くへとぼう。しりもちをついたり、後ろへ手をついたりすると、そこで測定されてしまうので気をつけて。後ろへたおれないように、うでを前から後ろへ力強くふって、着地したところにしっかりしゃがむのがポイントだよ。

立ち幅とびと走り幅とびのちがいって?

走り幅とびは「助走してきて、とぶ」。ここが、立ち幅とびといちばんちがうんだ。目標物を決めて、そこに向かってとんでみよう。何度も繰り返すうちに、自分にとってとびやすい位置がわかるよ。

朝原宣治さん写真

朝原 宣治(あさはら のぶはる)さん
元陸上選手。走り幅とびで高校インターハイ優勝。短距離走も得意。北京オリンピック陸上男子400メートルリレーでアンカーを務め、男子トラック種目で日本に初のメダルをもたらした。兵庫県出身。