今年こそ平泳ぎをマスターしよう!

“できない” を “できる!” にするコツを動画でわかりやすく解説

『今年こそ平泳ぎをマスターしよう!』(1分58秒)

今年こそ平泳ぎをマスターしよう!

リオデジャネイロオリンピック 金メダリスト 金藤理絵(かねとうりえ)さんに教わったよ!!

金藤 理絵(かねとう りえ)さん・・・リオデジャネイロオリンピック女子200m平泳ぎで金メダルを獲得。日本記録保持者。

クロールは泳げるけれど、手と足をバラバラに動かす平泳ぎは苦手・・・という人も多いはず。今回は金メダリストの金藤理絵さんが平泳ぎの泳ぎ方のコツを教えてくれました!!

平泳ぎで大事なこと 1.足で水をキックする 2.手の形の順番を守る 3.息つぎのタイミング

バタ足を使う泳ぎ方とちがい、平泳ぎは手足を交互に動かして前に進みます。泳げるようになるために必要なことは、「水をキックする足の動き」「水をかき分ける手の動き」「息つぎのタイミング」。これができれば、前に進まない、しずんでしまう…といったなやみを解決できるはず! ちなみに水中で前に進むときに必要なのは、手足を動かしたあとのまっすぐな姿勢。手足の動きと息つぎのコツをつかんで、平泳ぎをマスターしよう!

1.足で水をキックする

平泳ぎはバタ足を使わず、足の裏で水をけって泳ぎます。まずだるまさんの形になってうかび、そのあと足で水をキックするようにひざをのばす練習をしましょう。このとき、足は横に開くようにければOK。水をキックするときは、足首を90度に曲げたペンギンの足を意識しましょう。

ココがまちがいやすいよ
バタ足のように、つま先をのばしたまま足のこうでキックするのはまちがい。足のかかとで水を後ろにけるように動かします。キックしたあとは、ひざをまっすぐのばしましょう。

手の形はいただきます

足と同じく大事なのが手の動き。アルファベットの「ワイ(Y)」の形に手を開いたら、わきをしめて胸の前でひじをくっつけるようにして「いただきます」のポーズ、うでをまっすぐにのばし、最後にのびたポーズをキープしましょう。まずは声に出しながら手の動きをくり返して覚えましょう。

ココがまちがいやすいよ
のびるポーズをキープするのを忘れがち。ちなみに、この4番が水中で前に進むときに一番大事な動きです。忘れないよう泳いでいるときも頭の中で1、2と数えて。

3.息つぎはワイといただきますの間にしよう

泳ぐために必要なのはうくことですが、人間は水中で息をはくとしずんでしまいます。そのため息つぎのときにはしっかりと顔を上げて息を吸うことが大事です。顔を上げるタイミングは、手の動き1番の「ワイ」から2番の「いただきます」の間。しっかり息を吸いましょう。

金藤さんからのメッセージ

「あきらめない心」と支えてくれる「友だち」や「仲間」が大事

水泳を始めたきっかけは「おもしろそう」だったから。実際に続けていくと楽しいだけでなく、結果を残すことができないつらさや、みんなが楽しいことをしているのになんで私だけ練習なの?と思うことがたくさんありました。ただ、子どものころに夢見た「オリンピックで金メダルを取る」という目標に向かって、やり続けたからこそ今があります。どんなことも「あきらめない強い気持ち」とそれを支えてくれる「友だち」をもってください!!

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